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高齢者の転倒によるケガ

転倒と要介護状態

転倒から骨折、寝たきりへ

厚生労働省:国民生活基礎調査,2010

「要介護」と認定される原因はいろいろありますが、そのなかで、「骨折・転倒」は全体の約10%を占め、ワースト5に入っています。
高齢になってからの健康管理というと、どうしても生活習慣病などの病気を考えてしまいますが、いくら健康診断の結果が良くても、「転倒」という思わぬ伏兵に足をすくわれて歩行機能などが低下し、要介護になる危険性は、決して小さくはないのです。

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高齢者の転倒によるケガ

骨折は上半身より下半身のほうが多い

けがの内容をみると、「打撲」が32.3%でもっとも多く、次いで「すり傷、切り傷」が25.6%、「ねんざ、脱臼、突き指」が9.7%の順となっています。
重症となることが多い骨折は上半身と下半身を合わせると8.7%あり、大腿骨など下半身の骨折のほうが上半身より多いため立ち歩くことができず、寝たきりの原因となることも多いのです。

女性のほうがけがをしやすく症状も重い

自宅内で転倒した人のけがの状況についてみると、けがをした人は66.7%で、転倒した人の3人に2人は何らかのけがを負っています。
これを男女別にみると、女性では70%以上の人がけがを負っており、さらに調べると女性はけがの程度も大きく、骨折の割合が増えてきます。

※「下半身の骨を折った」には腰の骨を含みます
内閣府:平成22年度高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果より改変・作図

内閣府:平成22年度高齢者の住宅と生活環境に関する
意識調査結果より改変・作図

高齢者の主な骨折:大腿骨頚部骨折 太もも付け根の骨折は転倒で起こりやすく、そのまま「寝たきり」にも

高齢者の転倒により骨折がおこりやすい部位

高齢者の転倒で起こりやすい骨折とは

高齢者が転倒したとき、とくに起こりやすい骨折は、腕の付け根(上腕骨頚部)、手首(橈骨遠位端)、せぼね(脊椎)、太ももの付け根(大腿骨頚部)などです。このうち大腿骨頚部骨折では歩く能力を回復するのに時間がかかり、1年後になっても2割が寝たきりになることがあります。※
また歩けたとしても、転倒の恐怖感から外出しなくなり、急速に心身の健康状態が悪化することも多いのです。

※Tsuboi M et al, J Bone Joint Surg, 89-B, 2007

簡単に起きてしまう「大腿骨頚部骨折」

大腿骨頚部骨折は、とくに高いところから落ちたりしなくても起こります。円グラフで分かるように、立った位置からの転倒が7割を占め、階段や段差の踏み外しを含めれば8割に上ります。高齢になると筋力低下などで転倒しやすくなるだけでなく、骨粗しょう症で骨がもろくなっていることも背景にあるのです。
棒グラフは大腿骨頚部骨折で受診した患者数を示したもので、男女別では女性が約8割を占めています。患者さんは毎年増えており、今後も急速に増えるという予測が出ています。

日整会誌74: 373-377, 2000より

日老医誌44: 224-230, 2007より

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